読書の有意義性について

  

 

★読書歴について

個人的には、自分より本を読んでいる人に現実世界で出会ったことはない

それは、いちいち読書量の話もしないし、読んだ本の話もしないからだと思う

ネット社会のブログなどを見ていると自分より読書量の多い人は腐るほどいる

 

現在、30代後半で、小説・新書・論文・ノンフィクションなどでマンガを除外すると、ざっと人生で2000冊くらいの読書量だと思う

(正直な量、大袈裟でない、大袈裟な人や、嘘つきの人は1万を超えるのかな)

 

雑に計算すると

小学校   100冊(「ガンバの大冒険」から読書開始)

中学校    数十冊(参考書とか、スポーツ関連本除外)

高校    300冊(森鴎外本田勝一・飛火野輝・鶴見済宮台真司その他)

予備校   200冊(吉川栄治、その他勉強方法の本100冊位)

大学    700冊(経済学・哲学・死生観・就職関連・大学は5年在籍)

社会人

20代   700冊(池波正太郎自己啓発系⇒現在は、自己啓発系大嫌い)

30代前半   0冊(社会から存在が消えた時期、本嫌いになる、本捨てる)

30代後半  数十冊(気になったもの)      

 

ざっと雑にこんな感じだと思う、いや、本当にこんなに読んでいるのか疑問、もっと少ないか? 高校と大学、20代で読書に使った時間量が多い

有名著者や外国の本や有名図書もある程度は読んでいるが、いちいち名前を挙げることは面倒なのでしない、きりがない

 

高校のときは、図書館で本を借りた人年間1位とかいう学校回覧文書を見たので、「へえ、自分が一番本を読んでいるのか」と思った、学校の図書館だけでなく市立図書館に通って本を大量に借りたり、小説を買い漁っていた、高校偏差値は70を楽に超えていた、都道府県単位で一番ではなくて、近隣の都道府県全体単位で一番の進学男子校。そこで、読書量が多いと判明したので自信は持った。でも、高校の勉強にはまったく馴染めなかった。だから、運動部に注ぐ以外の時間の大部分を読書に捧げていた。読書の暇が無限にあったとも言えると思う。この頃は、自分が探しているもの、求めてやまないものを貪るように欲して本を漁っていた。

 

大学の時も学生寮とかにいたり、いろんな人とそれなりに交わったけど、自分より読書している人や、本について語れる人や、影響を受ける人はいなかった

 

自己系啓発系が嫌いになったのは、本を読んで、その成果を会社で生かすべく励んだけど、社会から存在が消える体験をしたので、「無駄だった」と感じたため

実際、自己啓発系の本は下らないと思う、営業なんかの本でも「日本で1位とか世界で1位とか」って見出しの営業本も「中身は薄いし、本を書いてる時点で著者は『営業の世界から逃げ出してるくせに』偉そうに」と思うようになった

仕事は30年、40年単位で取り組むしかないものだから、たかが2,3年の成果を実績として売りにするのは馬鹿だと思う

 

人生で2000冊くらいも本を読んでいれば、充分だと思う

読書量が多いと、考え事とかが増えて、かえって人生で疲れやすいような気もする

読書には、自分が欠落している何かの答えを求めて読むというような作用もある

欠落が多い人ほど本を読む、暇な人ほど本を読む

僕は自分の欠落、求める答えを探して本を読み漁っていた時期が多い

今では、そういった読み方は完全に遮断している

小説などで、現実のストレスフルな生活から別次元の世界への一時的逃避を肯定的に楽しんでいるかな

 

 

★妻は、本が嫌いで全然読まない

おそらく、人生で50冊くらいしか本を読んでいないと思うけど(蔵書0冊、教科書類・洋服雑誌・マンガ類を除外)、とても社会に適応しているし、人とも無難に楽しく交流している、自分よりちゃんとしている、結婚10年以上で一緒に暮らしているけど読書は5冊もしていない、「頭が疲れるから読む気がしない」そうだ…

読書をしない人のほうが、現実的だなと感じることもある

現実にそくして柔軟に生きている、適応しやすいんじゃないかと思うこともある

 

 

読書に、そんなに意味はない

 

 

 

★読書への誰かの意見(編集は7✪)

本業の余暇を本に親しむ、我々凡百の読書人は……ざっと一生涯に一万冊も行けば上出来、といった所ですかねえ。名前順に並んだ本棚の「あ」から初めれば「い」にさえ辿り着けるかどうかと云う数字。しかも18世紀以前に没した全ての人がドストエフスキーを読めなかったように、私達もまた私達以降の無数の作家を見逃してしまうのでしょう。

別に一生本を読まなくても、たいしたことはないですよ。また、いきなり本へいくよりかは、マンガか映画のほうがとっつきやすかったりします。本好きの友人がいらっしゃれば、読まずに話だけきく、というのもありです。とにかく、本を「読まないとヤバイようなもの」ととらえるのはやめましょう。本は本好きの人だけが読めばいいような特殊な趣味です。気楽にどうぞ。

 有名作家の作品にもこんな文章があった

「君は今何してた」
「本を読んでいました」
「チッチッチ、だめだよ、そりゃ。ラジオを聴かなきゃ駄目さ。

本を読んだって孤独になるだけさ。そうだろ?

 

 

 

読書に、そんなに意味はない(かつては、有意義な行為だと信じていたけど)

 

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