トーク・会話・雑談ー参照文章③「コミュ力が高い人」のブログ記事・仕事系

トーク・会話・雑談について、眺めてみた記事で気になる文章を抜粋して記録に残します。
このブログさんに抜粋したい記事があったので記録します。

文章一部のみ抜粋(7✪一部改編・部分削除・文字色等変換)

自分なりに「コミュニケーション力」について思ったことをチョボチョボと書きます。主に仕事上のことです。


★異常にコミュニケーション能力の高い人たちのこと


私の勤め先は、「学生時代一番人気があった子たちで、就職活動もどこでも行けた」ような人が大変多い。こういう人の集団で過ごしていると、私のようなコミュニケーション能力(以下コミュ力)の低い人間は、丸腰で最前線を匍匐前進で進んでいるような感じです。何かって言うと、会議で軽い、時事ネタなど織り込まれた会話のジャブを進めていきながら核心にズイズイ進んでいく中で、私は変なタイミングで「これってこうすればいいと思います、いやでもそれじゃコンペでは目立たないかもしれないし、もしかしたら敢えてこうするとか…そういえばこんな海外事例があって…このプロダクションの最近の取り組みが…」みたいなことを言ってしまって、先輩に「う~ん…まあそうなんだけどさ(それじゃAさんBさんは理解できてないし納得しないでしょ)」と言われるのです。


ここで何が起こったかというと、
•私:課題と要件により考えられる最適解とさらに他の展開を言いたい(仕事はどんどん進めたい)
•先輩:会議にいる人にしゃべらせながら、とりあえず解まで会議上で一致させたい(全員納得しないと仕事が思うように進まない)

先輩曰く、「お前のいう事は尤も。でも、お前ひとりでは終わらない仕事、全員がやりてえと思うことが大事なの」。振り返ってみて、結局自分の思った通りに仕事が進んでいたとしても、仕事に関わっている人全員が「俺がやった」と考えている仕事の方が、完成度が高いのです。これはものすごく大事なことなんだけど、新入社員時代は全く分かりませんでした。

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★「コミュ力が異常に高い人たち」のこと、ちょっとだけ紹介します。


・どんな人でも、どんなに目上の人でも「操作」している

私がコミュ力のある人が怖いと感じるのは、「人を操作してるなあ」と気づくときですね。もれなく私自身も操作されていますから。こういう人は、相手のニーズや性向に興味があるし、知っているので、どうやったらYESを引き出せるか常に考えています。しばしば込み入った状況に陥った時、誰もがなんとなく顔を立ててもらった状況で鮮やかに解決したりします。


「正しさ」ベースに考える人と、「相手のニーズ」をベースに考える人では、解決の精度もスピードも全く違ってきます。

・相手にとって共感できる話題だけで最後まで引っ張る

心理学にYES効果というものがあるそうですが、これを日常的に実行しているので説得されてしまう。「うんうん、あるよね!→うんうん、分かる!→うんうん、その通り!→気づいたら説得されてしまっていた」という…。しばしばビッグストーリーを用いて説得力を持たせがちですが、本物の納得は天上から降っては来ず、必ず相手の中に宿っているそうです。ワイドショーネタでもいいので、相手にとって「YES」な話だけで話そう、ということ。


・会話の停滞を仕切りなおせる

多くの仕事は、与件が詰まっていたりコストが無限にはかけられなかったり、いいアイディアがなかったりして停滞するときが来ます。そんな時に「そもそもこの問題って見方を変えれば…」等と論点をすり替えたりして、チームの士気を復活させること。これはコミュ力が関係ないように見えるかもしれませんが、根本的な問題解決にはなっていないのに、仕切りなおせた感じに見せるのはやはり技術だと感じます。こういう人、学生の部活動なんかでも頼られていただろうな~。分かっていても、騙されたい!頼りたい!と思わせる人が、いるのです世の中に。


・自分をチャーミングに落とせる

「俺ハゲてるやん?だからさー、」といきなり言われるのを想像してください。もう、話聞くしかないですよね!自分の柔らかいところを差し出してしまうと、相手も丸腰で対応せざるを得ない。私は自分をうまく落とすのが苦手なんです。深刻っぽくなくいじりやすい、いい感じのネタないかな。


・人に頼る

「この仕事やりたい」と思わせられなかったとしても、「コイツを助けてやりたい」と思わせる方法があります。ベテランに可愛がってもらう。努力して、頼ってきている年下を放っておけない心情。私もだんだん、そういう気持ちがわかるようになってきたなあ。



コミュ力を必要としない人間関係こそ至宝

色々書いたけど、本当のところは、コミュ力をこね回さなくとも思ったこと・思いついたことを垂れ流し状態で言い合えるのが最も良い人間関係だと思います。そんな仕事仲間で周囲を固めていければ最高だなあとも思います。クライアントだって、同じ感覚の人とだけ付き合えたらいいのです。そういう幸せな仕事の時は、嘘のように展開が早いのです。

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