トーク・会話・雑談ー「考えてはいけない」のはなぜか?『反応速度』のタイムリミット問題

「トークの本質は何も考えずに話すこと-それはどうすれば可能になるのか探ってみる」

  • トークのぐだぐだカクテルその20

★『反応速度』のタイムリミット問題

『反応速度』のタイムリミット問題というものがあります。 発現の言回しを変換するにも、『発想』を浮かべるにも、『連想』するにも、『返答』するにも会話には反応速度が必要です。 『反応速度』が遅いと、会話に違和感が生じて、笑いのタイミングも逃げ、場の空気感は変化してしまいます。

理論を使って脳内で考えながら話すと、必ず『反応速度』に違和感が強く生じます。通常、会話の間は1秒とかそんなもので、5秒も返事をしなければ、まるで「無視・スル―・シカト」でもしているかに近いような違和感が生じます。テンポの良い自然な会話には、相手の発言に対して自然に反応しないと場の空気がおかしくなるという『反応速度』のタイムリミットがあるのです。これが、理論を会話に応用するような分析を用いて会話しようとする人間がかならず、ぶち当たる『反応速度』のタイムリミットという問題です。

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実際のところ、『考えながら話すこと』には大きな違和感が自意識的に必ず生じると思います。


仕方なく、意識して話す練習をする。しかし、現実的には、自然体で、何も考えずに意識せず話すようにならなければいけない。親しい人と何も考えずに話しているように。

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