「真面目な人は不真面目な人に違和感を感じる」という思わず納得なブログ記事さん

このブログさんの記事(2013年7月15日記事)が、自分が普段感じているイライラをすごく的確に説明している部分があって、「あぁ、僕ってまさにこんな感じでイライラしてる!」と思考がすっきりしたので記事を紹介させてもらいます。ねこ哲さんという方のブログで現在は更新停止中のようです。(文章中文字変換や赤字、画像挿入は7✪が実施したもの)

真面目な人は不真面目な人に違和感を感じる。


言い換えると、真面目さを大切にしている人は不真面目な人を見ると不愉快に感じる。
優しさを大切にする人は優しくない人に気持ち悪さを感じる。
頑張っている人は頑張っていない人に苛立ちを感じる。
ルールを守る人はルールを守らない人に強烈な反感を覚える。


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逆に


不真面目な人は、真面目に生きてどうなるんだと言い
優しくない人は、優しさなんて上辺だけだと言い
頑張っていない人は、頑張ったところで報われないと言う
ルールを破る人は、ルールなんて破るもんさって言う


ここに、僕は物理の力学で言う「作用反作用の法則」のようなものが人間の思考にも働いているんじゃないかって感じるんだ。「作用反作用の法則」とは、物体に力を作用させた時に、その反対向きにも力がかかる法則である。人の思考に関しても、作用反作用の法則のごとく、反対の概念に対して反感を感じるようにできているんじゃないかと思う。


ここで、気をつけたいのが、頑張っているとか、協力しているとか、優しくしているとか、自分が前向きに捉えている価値観が自分を縛ってしまうことである。


人は前向きに生きようとすると、様々なルールを自分に課す。

努力しよう。真面目に生きよう。約束を守ろう。優しくしよう。


これらは、良い性格、良い意識として、尊重されるものであるが、これが自分を縛りつける可能性のあることになかなか気づくことは難しい。しかも、この真面目とか優しいという定義も自分の中で、これが優しさだとか、真面目さだと決めている。


多くの人は、自分の行動や思考に対して気づかぬうちに正当化を行ってしまうため、自分は優しくないとか真面目じゃないとかあまり思わない。多少感じても、人間こんなもんだと自分に都合良く解釈する。


その中で、あぁ、真面目さとか優しさって大切なんだなぁって思った人が、周りから見ていても突出して真面目になったり、優しくなったりする。


明らかにこの人真面目だなーとか、優しいなーという人は、『かなりの確率で不真面目な人や優しさが欠ける人を拒絶する。』


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ここで、自分でも意識することなく真面目になれている人や、意識することなく人に優しくなれている人は例外で、そのような人は自分と反対の性格を見ても何も感じない。


人の思考の傾向からすると、強烈に負の方向に自信を持つ例は少ない。不真面目に生きることに自信を持つことは難しい。優しくない人は人に冷たくすることに自信を持つことは難しい。人は周囲に嫌われたくないという意識もある。


しかし、強烈に正を意識するパターンは多い。俺は頑張っている。俺は真面目だ。俺は優しい。強烈に、頑張ることが大切だとか、優しいことが大切だとか、信念できる。人は、自分の大切にすることをしばしば人にも強要してしまう。


生き過ぎた正義感、正の性格は、自分も苦しくなるし、周りも苦しむこととなる。


太陽も強すぎると、暑い。ほどほどが良い。

一番良いと感じるのは、やはり、真面目に生きようとか、いちいち宣言したり強く思っていなくても、結果真面目な生き方をしていたり、優しくしようと意識していなくても、自然と優しく接することができる状態である。自然体ですね。ただあるがまま。

★読後感想のようなもの

自然体でただあるがまま…というのは実際難しいですね。
強く拒絶する対象の人間が、仕事空間なんかでは、毎日同じ業務をする仲間だというのが現実ですから。

『かなりの確率で不真面目な人や優しさが欠ける人を拒絶する。』という文中のセリフなんか、「その通りだ!」と一人で感じました。僕は「礼儀と責任感は当然のモノ」という意識が強くあって、「あいさつを返さない横柄上司、同じ部署でありながら後輩なのに自分からあいさつをしない人間、責任感のない人間、仕事を丸投げする人間」が凄く嫌いで拒絶反応がすごいんです。

「7つの大罪」メリオダス
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普段の生活とかは適当で責任感とかそんな気にならないんですが、『仕事』というきちんとやるべきことをやる場所で「難しい案件が来たとたんに平然と外回りに逃げる」上司とか課長とか「お前が判断しろ」と言ってのける支店長とかこの世には存在するので、代理でそういった仕事を背負うと一ヶ月くらい案件が自分の背中から離れなくて「本来僕の仕事範囲じゃないのに、あの糞上司め、死ね」と以前はよくうめいていました。

でも、こういう代理責任なんかを背負い続けると早死にするので、最近は自分も行方をくらましたり、「担当者から後で直接連絡させます」とか言ってメモ伝言だけ置いて後は知らんぷりとか、小さくやり返して遊んでます。「不真面目」には「不真面目」でフルカウンター(七つの大罪メリオダスの防御技)を目指しています。

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